※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[316]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/20(土) 23:21:06 ID:???

記事の終わりには、
「※『通りすがりのサッカーマン N』さんが回答を書くのは今回限りです」……と小さく書かれている。
もしもこの回答者が鈴仙の知っている人物としたら、その人物は既に妖怪の山には留まっていないからだろう。

鈴仙「(『通りすがりのサッカーマン N』って……。 絶対これって中山さんだよねぇ。
書いてある内容は、中山さんの森崎への。 そして、もしかしたら――私への、想いなのかもしれない……)」

鈴仙は知っている。
かつて中山が『再び、森崎と並び立つようなプレーヤーになりたい』と強く思って遥々この幻想郷へとやって来た事を。
そして、その過程で中山が――その理想に対して、薄々ながらも疑問を抱いていた事を。

鈴仙「(……そして、だからこそ。 中山さんはルナティックスを抜けて旅に出た。
――多分、ルナティックスに居るだけでは達成できない、自分自身の道を究める為に)」

中山らしき人物が書いた文章を読んで、
鈴仙は改めてあの時――ルナティックスを一時離脱すると鈴仙に話した時――の、中山の覚悟について思いを馳せる。
中山は、「俺が、俺であるから」チームを離脱すると言っていた。その覚悟を鈴仙に教えてくれていた。
思えばあれは、中山が鈴仙を友達――【互いに違う道を行こうとも、自分を理解してくれる存在】――と、
心の底から認めてくれていたからだったのかもしれない。

そして、鈴仙は感じる。 かつて中山が、鈴仙を友達と信じて去って行ったように。

鈴仙「(そして、これはきっと――私と妖夢との関係においても、恐らく同じ事が言えるのかもしれない。
だから、もしも――)」

――もしも鈴仙が、妖夢を友達と信じるならば……鈴仙は妖夢にそれを教えてあげなくてはならない。
そして、妖夢が選ぶ道について、鈴仙はそれを最大限尊重しなくてはならない……と。

*JOKERが出たので、狂気度を少しプレゼントします。
*思い悩む友人への対処法が分かりました。


0ch BBS 2007-01-24