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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[446]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/23(火) 00:26:11 ID:???
B1 G1
→B:地獄ラーメン 弟味噌(彩り鮮やか、具材たっぷりでおいしい)500円
 G:耐熱イヤリング(持っているだけで、灼熱地獄跡の熱気ペナ完全無効)5000円

鈴仙「じゃあ――これと、これ下さい」

赤髪の河童(店主)「……まいどあり」

ぶっきら棒な店主は鈴仙が購入の意を伝えても振り向きすらしないので、
結局鈴仙は、店主の正面に回り込んで希望の品を鼻先に突きつける事にした。
店主は一瞬だけぎょっとしたような顔を浮かべたが、すぐに先程までのムスッとした表情に逆戻り。
イヤリングとラーメンの容器を持つ鈴仙の手を払い落して、

赤髪の河童(店主)「…お金は、適当にカウンターにでも置いといて」

とだけ告げて、今度は別の場所――鈴仙からは死角となって見えない位置の機械を磨きだした。

鈴仙「はぁ……(こりゃひっどいわね、この店主。 そんなんじゃあ万引きし放題じゃないの)」

サービス云々というより、店として成り立つがどうかすら心配な店主の態度に、鈴仙は呆れてため息が漏れてしまう。
とはいえ、鈴仙はどこかの普通の魔法使いとは違って非常に良識ある玉兎である。

鈴仙「それじゃあ、値札に書いてあった通りに500円と5000円で5500円。 ピッタリで置いておくからね〜」

もはや姿が見えないが、鈴仙はそのガラクタだらけの狭い店内中に聞こえるように声を張り上げる。
当然、返事は帰ってこない。

鈴仙「(なんか心配になってきちゃうわね。 まぁ良いか、私には関係無いし……)」


0ch BBS 2007-01-24