【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】

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[47]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2014/09/14(日) 23:41:03 ID:TnXECMQs
Ｃ：妖怪の山の明日を問う～大天狗達の権力闘争劇～

鈴仙は何の気も無くに政治欄のトピック記事を覗くと、そこにはこんな記事が書いてあった。

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妖怪の山の明日を問う～大天狗達の権力闘争劇～

妖怪の山の統治体制が、今揺れている。
今秋新しく式部省を統括することとなった大天狗の○○様は、
齢二千の若きにして現在の職位に就いたエリート組であるが
民部省大天狗、鴉天狗の身分から異例の出世を遂げた××様との衝突が著しい。

天狗社会の風紀と伝統を重視する○○様は、以前より××様の進めて来た新鮮な政策
――例えば、外界からやって来た守矢神社の山での受け入れ及び、
同神社の意向を汲んだロープウェーの開設許可を始めとする神道への融和策。
更にはサッカー及びブリッツボール事業の推進について、
「天狗の誇りと地位を貶める行為」だと否定的な見方を強めている。

特に○○様は、現在注目を浴びているサッカー事業の見直しに執心だ。
情報筋によれば、○○様は民部省勤務の自派閥の鼻高天狗へと圧力を掛けており、
今回の全幻想郷選抜大会での結果如何では、妖怪の山が誇るサッカーチーム、
妖怪の山ＦＣの解体をも行いたい旨を示しているらしい。

無論、××様を中心とした派閥の構成員も、妖怪の山中には決して少なくない。
そのため、妖怪の山ＦＣが順当な活躍を続けていれば即解体、という行為は流石に不可能と考えられているが……。
一昨日、妖怪の山ＦＣが遥かに格下のチーム・妖精大連合に引き分けたという事実は大きい。
この事を機に、これより○○様の発言力が益々高まる事が予測される。

本来はサッカーは自由なスポーツ。
こうしたお上の政争や意向に関わらず、純粋な娯楽として健全に発展の道を描いていければと考える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（姫海棠はたて）

前次写

0ch BBS 2007-01-24