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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[548]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/25(木) 00:04:08 ID:fdpbPACE
A:鈴仙と佳歩で、積極的にボールを運びつつミドルシュートも狙えるようにする。

鈴仙「(――ここはあまり悩まなくても良いわね)……佳歩。 私と貴女で2トップよ」

佳歩「ほ、ホントですか〜っ! やったぁ!! すっごい久しぶりな気がします、鈴仙さまとの2トップ!」

ウサギB「(佳歩ちゃん……パスカル君が入った時は鈴仙さまとの2トップなんて夢のまた夢だったのに。
本当に強くなったんだなぁ……)」

何の迷いも無くFWとして指名され、大ジャンプしてはしゃぎまわる佳歩。
しかし佳歩のそんな様子を、周囲はほぼ当然の事として受け止めていた。

パスカル「(――ま、仕方無いか。 敵のGKがPA内でのプレーの名手と言うならば、
俺なんかよりも『ラビットテイル』の撃てるカホの方が、ずっと相性が良い)」

パスカルが内心少し残念そうに独り言ちたように、こと古明地さとりが相手では、
ダイレクトシュートとツインシュート、ドリブル突破を得意とするパスカルは相性が悪すぎる。
一方で、佳歩はパスカルには無い強力なミドルシュート・『ラビットテイル』を持ち、
PA外ギリギリから放たれるそれは、さとり相手でも決して分が悪くない。
因幡佳歩は既に、ルナティックスの実力者として、十分に戦力として数えられる存在と成長していた。

妹紅「それじゃあ、次はMFだね。 え〜っと、MFは3人か。
3人となると、精鋭三名を配置するか。 それとも中盤は手薄にDFを固めるか。
そのどっちかだとは思うけれど……どうするの、鈴仙?」


0ch BBS 2007-01-24