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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[637]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:52:04 ID:???
★今日の中山さん→ スペードJ ★
スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。
*今回の内容には、一部1さんの文章を抜き出し・改変を行ったものが含まれています。

駄目元で聞いてみた鈴仙だったが、やはり予想通り来生は現在の中山の事情については知らない様子だった。
しかし来生はその代わり、中山に纏わる面白いエピソードを鈴仙に教えてくれた。

来生「しかし、中山もまぁ俺には負けるがスゴイ奴だぜ」

そう切り出す来生の言葉を、始めはまた普段の戯言かなぁと疑わしげに聞いていた鈴仙。
だが来生の表情はいつもの得意げな物では無く、何時になく神妙な物だった。

来生「ここで再開した時にも思ったけど、あいつってば不死身なんだよな。
何度も再起不能のケガをしても、その度何度も復活をして、更なる成長を遂げる。
まるでドラゴンスフィアに出て来るヤサイ人みたいな奴なんだよ。
そう、あれは小学時代、俺が中山と同じチームの時だったかなぁ……」


〜回想シーン〜

――来生が思い出していたのは、全国少年サッカー大会。その決勝戦の事だった。
猛虎・日向小次郎を擁する明和FCに対する南葛FCは劣勢を強いられており、試合終了間際で1点差のビハインド。
森崎の決死のオーバーラップも防がれ、まさに絶体絶命の危機に瀕していた時。

中山「――」

――中西に肩と足首をぶん殴られ、その状態で三杉と何度も競り合い、
そしてこの試合でも人を殺せる日向のシュートをブロックして来た中山は
既に肉体的に大きく消耗しており、まさしく半死半生の様子だった。
それ故、転がって来たボールを足で抑えたものの、彼の頭は下を向いて項垂れたまま、ピクリとも動かない。


0ch BBS 2007-01-24