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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[716]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/29(月) 23:31:33 ID:???
そう言って、つかさは不意に背後を振り向いた。

ウサギD「私が……! 私達が……つかさちゃんの体を、支えたからだよ!」

慧音「……私はまた、やる前から『威力を減衰出来れば』と、半ば諦めの念を抱いていたというのに。
全く、つかさからは学ばせて貰ってばかりだ」

妹紅「もっとも、私は真っ先に吹っ飛ばされてしまったけれどね……アイタタ、死なないのに痛いや」

勇儀「――なにィ? 弱さの中にこそ、力が秘められているとでも言うのか………!?」

力の世界で生まれ育った勇儀には、つかさの言葉が理解できなかった。
しかしそんな勇儀にも、自分にはしなくてはならない事が一つあるという事だけは知っていた。

勇儀「……鬼は戦いの中でしか、互いに分かり合う事が出来ん。
だから因幡つかさよ、お前さんの言葉の意味は後々勉強させて貰うとして――」

永琳「(――来る、かしらね)」

ボールをフォローした永琳は、つかさと勇儀とのやり取りに隠れてボールを運ぼうとしていたが――。

勇儀「我が盟友にして主君、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーよ!」

         ド           ン        !!

センターサークルの勇儀は、永琳の方向へ向かって正確に弾け飛んだ。

勇儀「この度は私の勝手な判断及び手を抜いたプレーで好機を棒に振り、誠に済まなかった!」

勇儀の口からは自分を信頼してくれたチームメイトへの謝罪があった。
即ち、勝負を捨て「遊び」に走ってしまった自身への戒め。 戦神たる鬼らしからぬ大失態。
それを素直に謝らなくてはならぬと彼女は思っていた。


0ch BBS 2007-01-24