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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】


[750]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/30(火) 23:47:26 ID:7wUYlpYQ
パルスィ「妬ましいわ……。 この程度で顔を歪めるお前の狭量さが妬ましい。
――この私が抱えるドス黒い嫉妬なぞ、この程度ではないのに……!!」

当然、喜びに駆られる事も、永琳を侮辱する事すらもしない。
嫉妬を司る彼女にとって、それ以外の感情は完全に不要な物だからだ。
彼女はただ、自身を焦がす更なる嫉妬の炎に酔いしれながら、ボールが転がった先を憎々しげに見つめる。
果たして弾かれたボールは、パルスィとは違った意味で厄介な人物が抱えていた。

お燐「よっしゃ〜! 橋姫のお姉さんも中々やるじゃん。 よっし、まってろよおくう。
今にこのあたいがアンタに、先制ゴールっていう最高の享楽を運んで来てあげるからね!!」

タッ!! スタタタタタタタッ……!!

実況「あ〜〜っと! センターライン付近でボールを捉えたのはお燐選手だ!
お燐選手はサイド際にて最高のパフォーマンスを見せる隠れた名選手!
お燐選手、永遠亭ルナティックスの中盤を楽しげに駆けていきますが……!?」

パスカル「――そうはさせるか!」

お燐「ん〜? なあに、カゲの薄そうなお兄さん。 良い死体があったら紹介してくれるのかい?」

パスカル「あいにくと、俺の周囲には死んだ後を気にする奴らは居なかったよ。
――今ある生を生き抜くのに、精いっぱいだったからな!!」

ダッ! ――ズザアアアアアアアアアアッ!!

実況「パスカル選手、お燐選手に対してタックルで向かった〜〜!!」

お燐「やぁれやれ。 折角生きてるクセに、死んだ後を考えるヒマも無いとはお気の毒だ。
そんなあたいからお兄さんに一言プレゼント。 Be of good cheer。 ――どうぞ、心安らかにっ!」

タッ……シュパァアアアアアアアッ!!


0ch BBS 2007-01-24