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[957]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 00:21:53 ID:???
とある日。
提督の指示で、翔鶴と瑞鶴率いる機動部隊による近海の哨戒が行われた。
戦闘自体は大きな問題はなく、被弾は翔鶴が僅かに装甲に傷がついたのみ。
小破にも満たないダメージだったのだが、海域から帰った翔鶴は強烈な立ちくらみに襲われた。
瑞鶴改「翔鶴姉?ちょっと、大丈夫?」
翔鶴「ええ…。このくらい……あっ」
元気な笑顔を見せようとしたその瞬間、身体から力が抜けていく。
慌てて瑞鶴が助け起こすが、触るだけで明らかに高熱が出ていた。
省14
[958]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 00:32:28 ID:???
提督と瑞鶴によって布団に運び込まれた翔鶴は、熱にうなされていた。
もやがかかったような思考に、見たことのない記憶が入り込んでくる。
―西方海域で、提督の秘書艦を務めている自分
―夏の暑さに、提督と一緒に海に行ったこと
―提督にお尻を撫でられ、思わず殴ってしまったこと
―提督と
―提督に
―提督が
―提督と、どこまでもずっと一緒にいたいと願ったこと
翔鶴「う、うぅ………」
省4
[959]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 00:38:46 ID:???
翔鶴「………ん…?」
瑞鶴改「よかった、翔鶴姉!目を覚ましたのね、調子はどう?」
翔鶴「瑞鶴……?」
瑞鶴改「そうよ、瑞鶴。昨日はいきなり倒れたから心配したのよ」
翔鶴「……瑞鶴が、どうしてここに?」
瑞鶴改「…へ?そりゃあ、翔鶴姉が倒れたからお見舞いで来たに決まってるじゃない」
翔鶴「そうじゃなくてね。瑞鶴はいつ配属されたのかって」
その翔鶴の発言に、瑞鶴は心配そうな表情を向ける。
省16
[960]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 00:47:59 ID:???
瑞鶴改「翔鶴姉、もう出歩いて大丈夫なの?」
翔鶴「ええ。もう熱はすっかり引いたし…確かめたいこともあるから」
瑞鶴改「そう…?ならいいけど」
翔鶴「……」
この時翔鶴は、自分ではない、しかし自分の記憶を取り戻していた。
その時の自分は、蒼龍と共に提督の傍にいたはず。
しかし、今の翔鶴の記憶はそれとは違う提督の姿を記憶しており…。
翔鶴「(さて……誰に会いに行きましょうか…)」
1. 提督
2. 間宮
3. 瑞鶴
4. 長門
5. 霧島
省1
[961]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/13(木) 00:52:02 ID:???
5
[962]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 01:05:38 ID:???
今の自分たちは、記憶とは別の行動を取っているのではないか。
振り返って消極的だったこの鎮守府における自分の行動、記憶の食い違いはこれで納得がいく。
それを確かめるためには、記憶の登場人物と会えばいいのだ。
霧島「おや、翔鶴さん?もう大丈夫なのですか?」
翔鶴「ええ。ご心配をおかけしました」
翔鶴「…ところで、霧島さんは秘書艦はずっとでしたっけ?」
霧島「? はい。司令が着任してから今までずっと、秘書艦を務めさせていただいています!」
省20
[963]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/13(木) 01:09:26 ID:???
3
[964]Open your eyes ◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 01:21:54 ID:???
翔鶴「(提督への好意もなく、私に対する警戒心もない……。
情報を聞き出すには、霧島さん以上の人はいませんね)」
この世界において、つい最近着任したというのが幸いした。
普段の翔鶴についてよく知っているのは、妹である瑞鶴ぐらいだ。
少しばかり普通から逸脱した態度を取ったとしても、警戒心はそうそう呼び起こされない。
翔鶴「霧島さん。この鎮守府について色々と聞かせていただけますか?」
霧島「はい、構いませんよ!」
………
省20
[965]名無しの満足鎮守府職員:2014/11/13(木) 01:33:15 ID:???
2
[966]◆2pV1gRdG.o
:2014/11/13(木) 01:40:51 ID:???
今日はここまで。
翔鶴さんはこわくないよ
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0ch BBS 2007-01-24