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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[240]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 23:56:25 ID:???
実況「おっと! どうした事でしょう! 矢車選手、前半18分の重要なシーンで地面に這いつくばって倒れます!
彼はプレーに絡んでいない時から、センターサークル内で体育座りをしたりはしていましたが、
こんなに苦しそうな様子を見せた事はありません!
一体どうしてしまったと言うのでしょうか! 審判も流石に笛を鳴らし、矢車選手へと駆け寄っていきます」

さとり「日光が眩しすぎて倒れた、という程脆くはないでしょうに。
一体何が起きたというの……?」

ヤマメ「う〜ん、こりゃ交代かなぁ? 折角の貴重な中盤と思ったけど、残念だったねぇ」

パルスィ「私は最初から中盤として数えられていない、という訳ね。 ……妬ましいわ」

お燐「ちょっと。 ……流石に死なれるのは目覚めが悪いんだけど?」

空「うにゅ!? やぐるまさーん、死んじゃやだよ〜!?」

矢車の突然の昏倒に、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーも動揺が隠し切れない。
それは純粋に戦力的な面での心配……だけでは無く、
やはり何だかんだで彼を心配する者も一定数は居たからであろう。

永琳「(……成程。 矢車想という人格は言わば、脆い本体を隠し守る為の鎧……と、いう訳か。
この年齢までこじらせるのは珍しいけれど、症状自体はあくまで典型的ね)」

――そして、一部の人物は理解していた。
矢車という人物――いや、矢車という『現象』の正体に。
つまり、矢車という人物は最初からこの世に存在しておらず。
そして、矢車が自ら称した通り――彼は、『地獄の闇から生まれた存在』であった。


0ch BBS 2007-01-24