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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[351]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:19:53 ID:???
B:「大丈夫! 総合力的にも体力的にもこちらがまだ有利。 だから落ち着いて!」

鈴仙はこの状況においても、確かな理を以てチームメイトを説得しようとした。
そして鈴仙の説得は間違っていなかった。
地霊殿がここで点差を付けたとしても、これ以上の点を挙げる事は困難。
最大火力の勇儀が今ここで大きく消耗し、次ぐ火力を持つ空の体力も枯渇寸前。
他の選手のシュートでは、輝夜の全力を引き出す事は出来ない。
また、パルスィにより前半中封殺されていた永琳も、本来の実力ならば御す事は容易い。
一度、二度のプレーでミラクルを起こす事が出来ても、それを三度、四度と繰り返す事は不可能だ。
――しかし。

妹紅「……とは言え。 相手の攻撃には実力差を超えた何かがあるよ、鈴仙」

ウサギD「確かに……お師匠様やパスカルさんの実力の方が、
パルスィさんやお燐さんよりも上なのかもしれないですけど。 それでも、私は怖いです……!」

パスカル「(――分かってはいる。 依然状況はこちらが有利とは分かってはいるんだが……!
サッカーには時に、理をも超えた状況が発生し得る。 この試合がそうではないと言い切れる確証はない。
……くそっ、俺も弱気になって来たな……!)」

鈴仙の言葉は確かに的を得てはいたが、精神的な動揺を隠せないチームメイトを奮い立たせるには、
力が籠っていなかった。 パスカルがそうであったように、状況的な優勢を理解はしていても、
パルスィの永琳破りや、今の勇儀の気迫あふれるプレーを前に、焦りを見せる者も少なくは無かった。

永琳「(……総合力的にも有利な筈だったのに、今こうして攻められているものね。
同点になった時の局面とは違って、ウドンゲの説得に皆が消極的になるのも仕方ないかしら)」

鈴仙「(う、う〜ん。 さっきの時とは違って、ちょっと皆の食いつきが悪いわね……。
どうせこれから作戦については議論するんだし、
今はもうちょっと抽象的でも、精神論的な励まし方の方が良かったかしら)」

*特に何もありませんでした。


0ch BBS 2007-01-24