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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[423]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:37:32 ID:96dg7l7Q
★ヤマメ→パス 45 ( ハートK )( 2 + 4 )=51★
★鈴仙→パスカット 47 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=53★
≦−2→ルナティックスボールに。

ヤマメ「(な、なんだコイツの目! 前に幻想風穴で会った時はおどおどしてたクセに、
今は情けない顔しながらも座ってやがる!?)」

鈴仙「……良いから、ボールを、寄越しなさぁいっ!!」

バァアアアアアアッ! パシッ!

実況「鈴仙選手、何とここからボールを取った〜〜〜!
ヤマメ選手のパスが比較的緩かった事もありますが、これは見事なプレー!
そして、これにより――!」

さとり「残す壁は、私とこいし。 そしてキスメの3名だけ……ですか。 その通りですね」

さとりは平静を装っていたが、ヤマメのパスを大ジャンプでカットして見せた瞬間、
たらりと冷や汗をかいていたのを、鈴仙は見逃さなかった。

鈴仙「――ふっ。 貴女も内心では相当焦っているでしょうに。
……だって、私もさっき失点した時とか凄い焦ってたし」

さとり「貴女と一緒にしないで下さい。 私はこれでも地霊殿の……引いては旧地獄を司る当主です。
一兵卒の貴女とは、生まれも育ちも正反対よ」

ペナルティエリアを隔てて言葉を交わす鈴仙とさとり。
さとりが冗談めかして言ったように、月の軍人たる鈴仙と、地底の君主たるさとりとの立場はまさに正反対だった。
しかしこの瞬間、二人はまるで歴戦の好敵手のように心を通わせていた…ように鈴仙は思った。

松山「(あの二人……! 俺と兄貴と同じだ。 二人とも、地獄を見たことがあるんだ、きっと……!)」


0ch BBS 2007-01-24