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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
[459]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/10/22(水) 00:00:56 ID:???
二人のブロッカーを吹き飛ばした鈴仙のシュートは、さとりの手元にまで飛んでいた。
さとりは当然、全力の力を以て華奢な体を捻らせパンチングに向かう。
いける。 これならば、せめてボールを弾きだす位ならばできる。
……さとりはそう思って、毅然と鈴仙を見つめ返した。 ――それが、失敗だった。
さとり「……!? あ、――がぁ……っ!?(なんて事!? 心を読まずとも私の心に感情が入ってくる!
そして、その感情は――あまりに混沌とし過ぎて、理解出来ない!? こ、これが更に私の……私の頭に!?)」
グラッ……ドサッ!
狂気に満ちた鈴仙の瞳から流れ込んでくる思考は、
人の心を読み取る覚妖怪を以てしても理解不能、制御不能の感情の濁流。
心を読めるからこそ、狂気の瞳による波長。
――即ち心の揺らぎを必要以上に浴びてしまったさとりは、思わずその場に倒れ伏す。
――ズバァアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!
シュートが鮮やかにネットを切り裂く音。 高らかに響く審判のホイッスル。
観客達の限界を超えた悲鳴に歓声。 当事者であるにも関わらず茫然とそれを見守る鈴仙。
永琳「(鈴仙、それで良いのよ。 泥臭くとも、貴女らしく。
……時には考え、時には考えず。 ――そうやって、キャプテンとして成長していきなさい)」
――永琳はその様子を、満足気に見守っていた。
永遠亭ルナティックス 2 − 2 地霊殿サブタレイニアンローゼス
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0ch BBS 2007-01-24