※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[466]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:21:01 ID:???
実況「決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル!!
鈴仙選手、この試合二度目のゴールをさとり選手から奪ってみせました!
そしてルナティックスは、前半終了間際の局面で同点に!
地底には星熊勇儀が居るように、竹林には鈴仙・優曇華院・イナバが居る!
そう言わんばかりの貫録溢れるテクニカルシュートに、観客席は大盛り上がりだ〜!」

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

鈴仙「――や、やったの……!?」

耳をつんざくほどの歓声を聞いてもなお、鈴仙の感覚は宙に浮いたままだった。
冷静になるよう脳が命令しても、体がそれを許さないような感覚。

てゐ「やったよ、鈴仙。 大したもんだ」

佳歩「やりましたね、鈴仙さまっ!」

パスカル「正直、凄い顔でシュートするもんだからポストにでも当てるかと思ったぜ」

そんな感覚の中、仲間たちの言葉がスッ、と鈴仙の耳を抜けていき、
その度に鈴仙は今のゴールが現実である事を確信していく。

鈴仙「(私が……私が、やったんだ……!)」

名実ともに永遠亭のエースストライカーと認められて時間の経つ鈴仙だったが、
やはりゴールを決めた時の麻薬染みた達成感は堪らない。
特に、これまでキャプテンとして自分は相応しいのかどうか?
……と、冷静さを装いながら悩んでいた鈴仙にとって、このゴールは晴天の霹靂だった。
無論、FWとしての評価とキャプテンとしての評価は別物ではあるが。
兎に角、ゴールを決めた瞬間だけは、そんなしがらみから全て解放されるのだから。



0ch BBS 2007-01-24