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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[472]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:46:54 ID:AZ8P1AFU
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!

鈴仙「(――ハッ!? そうだわ、今は暢気に感極まってる場合じゃないっ!?
カッコ良く、カッコ良く……!)」

そんなとき、鈴仙はふと我に返る。 自分が今、こんなに感極まっていても良いのか。
考えてみれば、自分は前の試合からず〜っとシュートを撃つ度に感極まっているのではないか。
まぁ、いつものしがない一般兎であるならそれも良いのかもしれないが、
今の自分は点を取れば良い訳ではない。 キャプテンとして、チームを勝利に導かないといけないのだ。

鈴仙「――さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ! 皆を私に続きなさい!」

お、お〜〜っ! ププッ、クスクス……

鈴仙「(あ、あれ。 失敗したかな?)」

鈴仙は以上のセリフを「キリッ」というエフェクトが付かん限りの凛々しさで言い放った。
……つもりだったのに、仲間から返って来る反応は芳しくない。
訝しむ鈴仙に、てゐは教えてくれた。

てゐ「……鈴仙ちゃん。 良い事教えてあげよっか」

鈴仙「んっ? 何かしら、てゐ?」

てゐ「(うざっ)――たぶん、さっきのセリフを言うんだったらさ。
涙やら喜びやらで顔がぐしゃぐしゃになってるのを、直してからの方が良かったよ」

鈴仙「う、……うそっ。 私、そんな顔してた?」


0ch BBS 2007-01-24