※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[713]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:28:23 ID:FSM3CV6w
★さとり→想起『月の頭脳的ドリブル』 53 ( クラブ9 )( 3 + 3 )=59★
★鈴仙→タックル 48 ( ハートK )( 5 + 4 )=57★
≧2→さとり、突破成功!

タッ、キュッ……スゥウウウッ! シュンッ!

鈴仙「(あの動きは。 師匠の……『月の頭脳的ドリブル』そのもの!?)」

さとり「貴女は彼の者を尊敬し愛しながらも、その実内心では、彼の者をここまで恐怖している。
――ふふ、無駄に複雑で矛盾した、歪んだ師弟愛だこと。 ……貴女らしいですね」

鈴仙「あ、貴女に私の何が分かるって言うのよ……!」

さとり「――おっと失礼。 これが性分な物で」

これまで鈴仙がさとりを見た数少ない機会の中でも、今の彼女は一番醜悪な笑みを湛えていた。
物静かで儚げな令嬢の仮面を捨てたさとりの表情は、確かに地獄の住人らしい。
いや、地獄の住人すらもが怯え嫌悪するであろうまでに醜かった。
そのあまりの醜悪さ、そして眼前で繰り広げられる師匠の技に鈴仙は一瞬だけ怯んでしまうも。

鈴仙「――え、ええいっ! 私は……もう、昔までの怯えるだけの私じゃないのよ……!」

タッ! ズザアァアアアアアアアアアアッ!!

さとり「ふむ。 ……恐怖を押し殺し、前進しましたか。 その勇気は湛えましょう、ですが――」

キュンッ! ポーン! ……スタッ!

鈴仙「えっ!?(ぼ……ボールを高空に上げてタックルを回避した――!?)」

さとり「……今の貴女では、まだ。 貴女のお師匠様には勝てる程強くない。 精神的だけでなく、技術的にもね」


0ch BBS 2007-01-24