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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
[753]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/03(月) 23:57:17 ID:???
お燐「ゴールキーパーはですね、さとり様。
サッカーの中で唯一ボールを手で持つ事が許されている選手なんですよ。
そんでもって、あの線に囲まれてる……ペナルティエリアに陣取ってひたすらシュートをキャッチするんです!
たぶん、フォワードに次いで目立つ、サッカーの花形ポジションですよ〜」
空「うにゅ? サッカーの花形はフィールドに飛んでる金色のちっこいボールを掴む人じゃないの?
確かそのボールを取ったら、一気に150点入るんだよね?」
お燐「それは多分クィディッチだね〜」
勇儀に代わってお燐が説明をするのを聞いて、さとりはますます絶望的な気持ちになった。
ただでさえ他者との関わりを避けたいにも関わらず、このゴールキーパーというポジションは
どうしようも無く目立つポジションではないか。
さとり「は、花形って……! 嫌よ、私がそんな目立つ……!
しかも、話を聞く以上、それって、一番責任が掛かるポジションじゃないの。
私がヘマをしてチームが炎上したら、私は、私はっ……!」
さとりは怒りや不快を通り越して、泣きそうになっていた。
お燐や空がこんな自分を心配してくれるのは分かる。
勇儀もまた、決してさとりを貶める為にこうした提案をしている訳では無いのも分かる。
勇儀「……私の考えじゃあ、お前さん程ゴールキーパー向きの選手も居ないと思うがね」
さとり「十以上の数字も碌に数えられない貴女の考えなど、聞く価値がありません。
――どうせ、貴女も私の事を笑いたいのでしょう?」
勇儀「心を読んだ上でなお、そんな捻くれた事を言うかねぇ。
――ま、私も苛めるつもりでゴールキーパーを提案している訳じゃないんだ。
理由は……話すのが面倒だから、適当に私の心でも読んどくれ」
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0ch BBS 2007-01-24