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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】


[809]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/07(金) 00:20:34 ID:7Pqa3+TI
★こいしの判断→ クラブ3 ★
クラブ→こいし「う〜ん。 ここはタックルだーっ!」

姉があそこまで考え深い少女であるのと反対に、妹の古明地こいしは全く何も考えない少女だった。

こいし「(お姉ちゃんはゴールを守ってね、って言ってたけど。 ま、いいよね!)……え〜いっ!」

ダダダダダッ!

てゐ「(んげっ!? 飛び出して来た! このままお得意のインチキタックルでボールを掠め取る気ね…!)」

――しかし幸運なことに、さとりのオーバーラップの影響で、こいしの位置は先程よりも大きく下がり目。
否応が無くドリブル勝負に持ち込まれた前回とは違い、鈴仙や佳歩へのパスという選択肢もある。
そして勿論、このままサシでタックル勝負を挑む事も、こいしに勝てば実質的ゴールと考えれば、有効な選択肢。

てゐ「(でも。 私のドリブルじゃあ、あのインチキタックル相手は若干不利。
そんで、有利なパスで勝負をしたいと思ったら……)」

ヤマメ「(戦力は……こいしちゃんに、私に、ゾンビ妖精に……ひょっとしたらさとりサマの想起パスカットか。
ううん、4人掛かりでも厳しい気はあるが、私らがトチってもキスメが居るし、何とかなるか? …いや、ならんか)」

てゐ「(パスで地底のDF3人か4人を一気に抜いた後、それプラス鈴仙か佳歩がミドルなりダイレクトなりで、
まぁ、多分勝てるだろうけど……手数が多いってのは、案外厄介だからねぇ)」

鈴仙「(……てゐ、ここで迷っているわね)」

――さとりの飛び出しを受けて、さっきからバイタルエリア付近に居る鈴仙は気が気では無かった。
なんせ、兎に角今の局面はFWにとってまさに垂涎の展開。 即ち、ゴールへの大チャンスなのである。

鈴仙「(しかも今なら、てゐも上がっているから。 『インビジブルデューパー』も試せそうよね?
――さとりさんも居ないのに、若干オーバーキルすぎるきらいもあるけど。
後半戦はまだ……8分か9分そこらってとこ。 次のチャンスに備えて、ここは佳歩にお任せするってのも良いかも)」


0ch BBS 2007-01-24