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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[28]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/14(金) 23:30:32 ID:???
水橋パルスィは恐ろしく厄介な妖怪ではあるが、その格は間違いなく低い。
また、サッカー選手としての実力も低い。
嫉妬心から彼女なりに努力を重ねてきたようだが、全体として器用貧乏の域を出ない。
サイドアタックに長けたお燐、空中戦に長けた空、ブロックに長けたキスメ、パスカットに長けたヤマメ――。
職人的な選手の多い地霊殿サブタイレイニアンローゼスにおいて、パルスィの能力は平凡だった。
――そう、ある一点を除いては。

パルスィ「(妬ましい、妬ましい、ああ息をした妬ましいこっちを見た妬ましい動物園の猿を見るような奇異の目線が妬ましい
その滑らかなタックルが妬ましい穢れなき銀髪が妬ましい彫刻のように整った顔立ちが妬ましい存在自体がそもそも妬ましいッ!)」

ゴォオオオオオオオッ……!

永琳「(――成程。 相手を妬み、それに応じて自身の妖力を高める程度の能力!
それこそが、彼女の。 橋姫という妖怪の本質という訳ね……。 それは厄介な)」

――永琳が指摘したように、ただひたすら相手を妬み続けるという事のみがパルスィの取り柄だった。
それが二段構えのマークにもつながるし、そう。 今のような超人的なプレッシャーで……

スパァァアアッ、クウウッ…!

永琳「――くっ!(嫉妬の対象が高位存在であれば、彼女の嫉妬はそれこそ際限が無い!
……認めるしかないわね。 ――水橋パルスィこそが、八意XXにおける天敵であるという事実を……!)」

パルスィ「……何よ、あっけない。 私があそこまで妬んだんだからもっと梃子摺らせなさいよ。
……本当に、妬ましいわ」

……天才・八意永琳をあっさりと抜き去ってしまうまでの実力を出せる事。
それこそが、水橋パルスィがひたすら磨き続けて来た技。 彼女しか再現不可能な極意。
彼女はただ一つ、「嫉妬」という分野のみにおいては、文句なしに最強の妖怪だった。

*永琳のパルスィに対する評価が、永琳→(天敵)→パルスィ になりました。
*パルスィの永琳に対する評価が、パルスィ→(特に妬ましい)→永琳 になりました。


0ch BBS 2007-01-24