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[465]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/26(水) 23:49:50 ID:???
〜特別イベント〜
【永琳の特訓・そのA】

鈴仙「(あんなの見せられたら、ジュースどころじゃないわよ……!)」

鈴仙は先程のショッキングな映像を振り払うように人里を抜け出し、のどかな秋晴れの幻想郷を飛んでいた。

鈴仙「(一緒に特訓するって約束してたけど。 私、どんな顔して妖夢に会えば良いんだろう……)」

本当なら、あの時妖夢の肩を掴んででも事情を聴くべきだったのかもしれない。
ひょっとしたら、たまたま他人と並んで店を出ただけなのかもしれないし。
……しかし、今から人里に戻って妖夢を探すのも気まずいし、そもそも疲れている。

鈴仙「(しょうが無いから、今は敢えて妖夢の事は忘れて。
――解散直前に師匠としていた、選手の強化特訓の事にでも思いを馳せようかしら……?)」

――そのため、鈴仙はいつもの手段に出る事にした。 いわゆる、現実逃避というヤツである。
鈴仙の意識はつい30分程前。 試合終了後の人里サッカーコートへと移り……。

〜ちょっとだけ回想シーン〜

永琳「……今日の試合。 私はあまり活躍出来なかったわね」

鈴仙「ど!? どどど、どうしたんですか師匠!? そんな謙虚な態度だなんて、師匠らしくないですよ!?」

永琳「――ウドンゲ。 アンタは私を何だと思っているのよ……」

鈴仙「す、すみませんっ」

永琳「……まぁ。 今はそんな事は重要では無いわ」


0ch BBS 2007-01-24