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[544]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/29(土) 22:14:18 ID:Q7oZFu8Q
G C+そして、成長した妖夢と戦えることを楽しみにしているわ!
次の試合はもちろん、妖夢がハイパーカンピオーネに入ってからもね!
良きライバルとして、友人としてね!

鈴仙は考えに考えた。 妖夢に対して、自分はどんな言葉を掛けてあげるべきか。
そして、その結果――

鈴仙「ごめんなさい。 今まで気付いてあげられなくて……。
妖夢がそこまで、色々と一人で考えていたなんて」

鈴仙は、……素直に自分が感じた事を、口にする事にした。

妖夢「……そんな。 鈴仙が謝る事じゃないのに」

鈴仙「だって、私ってば少し練習に誘ったくらいで、今まで妖夢の為にロクに何もしてなかったし。
……だからと言って、今の私には謝る事以外に、何も出来る事が無いんだから」

正直に、鈴仙は妖夢の為にほとんど何もしてあげられなかったと話す。
妖夢は首を振って否定してくれるが、それでも、鈴仙は妖夢に謝りたい気持ちでいっぱいだった。
そして、その上で。

鈴仙「……いや。 あと一つだけあったかな、今の私が出来る事」

鈴仙は、中山がかつてどこかで言っていた事を思い出しながら。

鈴仙「――私は、妖夢を応援しているから」

妖夢「鈴仙……!?」

例えどんな道を歩もうとも、自分はあくまでも妖夢に対して対等な立場にありたいと思い、
鈴仙は……妖夢を押しとどめたい気持ちを押し切り、そう表明した。


0ch BBS 2007-01-24