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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[698]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/05(金) 00:13:03 ID:???
実況「続いて入場した紅魔スカーレットムーンズは、しかし敵チームの如何なる様子にも慌てる様子はありません!
王者の如く、新たなる乱入者の実力を見定めているようです!」

鈴仙(観客席)「(レミリアさん達は相変わらずだけど……豊聡耳神子のチームは一体何なの!?
ギリッギリまで情報を隠しておく気!? そんなの、普通じゃ考えられない……!)」

スカーレットムーンズのメンバー以上に度肝を抜かれている鈴仙だったが、しかし時間は進んでいる。
……コイントスを前に、神子は白フードの男達を一列に並ばせる。
それから神子は、すぐ近くで退屈そうに可愛らしく伸びをしているレミリアに歩み寄り、

神子「やぁこんにちは、幼き悪魔公(ドラクル)殿。 こんな気持ちの良い昼下がりに会って頂くとは、何たる光栄だ」

レミリア「……私を日没する処の天子とでも言いたいのか?
私が煬帝だったら、効果的な挑発だったかもしれないけれど、生憎と私は気が長いのよ」

神子「それは失礼。 ……本日は、正々堂々と。 お互い全力で頑張りましょうね」

レミリア「(正々堂々と、ね……フン)――ええ、こちらこそ宜しくね、馬小屋生まれの皇子様」

神子「私がそんな汚い場所で生まれた訳無いじゃないですか……。 ま、別にいいけど」

――軽く二、三言、言葉の応酬をぶつける。
両者とも、自らの挑発に然したる意味があるとは思っていなかった。 これは言ってしまえば儀式だった。

神子「(この大会は私達の正当性を示すデモンストレーションだけれど……。
予選リーグくらいは、1位で突破させて貰おうか)」

レミリア「(貴様が何を考えているか、運命など見通さずとも大体解るが……。
――しかし、その運命すら、私達は打ち破ってみせる)」

実況「さあ! ここでレミリア選手がコイントス!
コインは裏で……どうやら、聖徳ホウリューズのキックオフで試合が始まるようです!」


0ch BBS 2007-01-24