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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[747]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 21:47:01 ID:???
鈴仙「な、何よ。 あのシュート……!」

佳歩「……あのゴールキーパーさんのパンチングも、他の人のブロックやクリアも。
昨日戦ったさとりさんやDF陣に負けないか、それ以上に強かった。
だから、今のシュートが決まったのは、間違い無くレミリアさんの実力が、それ以上に傑出していたから……だよね?」

ルナティックスのメンバーは、今レミリアが放ったダイレクトシュートの威力の凄まじさを理解していた。
一連のプレーは一瞬であり、ド派手さこそは無かったが――。
しかし、シュートに秘められた速度、破壊力、そして技巧はまさしく超一流の部類。

永琳「――あのシュートの威力を数値換算すると……まぁ、間違いなく60はオーバーしているわね。
星熊勇儀の『三歩必殺』には及ばずとも、『大江山嵐』に比肩――いや、それを上回る威力はありそう」

輝夜「……ふん、その位楽勝ね」(←冷や汗ダラダラ)

観客「――――ワァァァァァァァァッ…!」「レミリア!」「レミリア!」「くそっ、凄いシュートだ……!」
「やっぱり紅魔にゃ勝てないのか…」「布都ちゃーん!」「フランちゃんも惜しかったよー!」

――ルナティックスのメンバー達だけでなく、観客達の注目もまたやはり、レミリアが放ったシュートへと向いていた。
そして、大多数の観客は、レミリアのドリブルを止めた神子や、フランのシュートを弾いた布都を評価しつつも、
やはり紅魔の優位性を確信せざるを得なかった。

神子「……フフフ。 私の想像以上に素晴らしいチームだ、紅魔スカーレットムーンズは!」

――そして、レミリアのシュートを真っ先に祝福したのは……神子だった。
彼女はぱちぱちと暢気な拍手をレミリアに贈りながら、朗らかに語りかける。


0ch BBS 2007-01-24