※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[768]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:23:30 ID:Fz74ij0+
パスカル(観客席)「(そうだ。 そこが問題だ。
あのイシダというのは俺が仕入れた新聞では、数行での紹介しかなされていなかった。
それも、ふらののマツヤマを引き立てるような酷い内容だ。
記事で紹介があっただけマシとも言えるが――それが、一朝一夕の努力で、
それこそマツヤマに匹敵する実力者とされるサクヤさんに勝てるというのか!?)」

鈴仙(観客席)「(小悪魔さんはともかく、咲夜さんのタックルは幻想郷でも一流クラス。
パスカットにしても平均以上の実力は持っているんだから、ここは無理せず、豊聡耳神子にバックパスかしら……?)」

パスカルや鈴仙――いや、恐らくはそれ以外の多くの観客達がそう思うのも無理は無かった。
確かに、運動量を増やして必死にボールをフォローに向かう石田の姿には努力が感じられた。
しかし同時に、「彼らの努力はこれが限界だろう」とも思わざるを得なかった。

パチュリー「(トータルフットボールは中核選手だけでなく、
全選手についても高い実力と守備意識。 そして高い体力が求められる……。
守備意識と体力については、確かにギリギリ及第点と言っても、実力は一体どうなのかしら。
フランのパスは上手くなったとは言え、名無しに毛が生えたレベル。
あれに掠りもしない程度じゃ、実力の程も知れると言うのだけれど……)」

神子「(―――と、思うのが一般的でしょうし、それは才能無き者に突きつけられた過酷な事実でもある。
しかし……才能という言葉は、人間の可能性を切り捨てる忌々しき言葉でもある。
だが――私は、彼らの才能を決して否定しなかった。 ……後、ちょっぴり『改造』もした。
――その結果が……これだっ!)」

石田「………松山。 俺の『パス』を―――受けられるか!」

グワァァァッ! バギュウッ!

咲夜「だから私は松山じゃ――……ッ!?(は、早い……だけじゃない。 コースが……鋭い!?)」

小悪魔「えっ? これが……パス!? なんか機械みたいに物凄く緻密なんですけど……!?」


0ch BBS 2007-01-24