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[788]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:54:36 ID:???
……ゴォオオオオッ!!

神子「地を這いながら威力を増す事で、結果的に距離による威力減衰を相殺するシュート、か。 うん、良い技だ。
(弾き返しても良いけれど。 この中途半端な威力では――私の体力が無駄になるだけ、かな)」

陸からボールを託された咲夜は、即座に得意の長距離シュート・『殺人ドール』で聖徳ホウリューズを牽制に。
丁度砂埃を立てて進むボールから真正面に居た神子はこのシュートを敢えてか見逃すが。

高杉「グ……グフフ。 グフフフフハァアッ!! その程度のシュート、神子様の『修行』によって
生まれ変わった高杉様に通じるかァ!!」

バァァァァアッ、ドゴオオオオッ!! ――ガシッ……!

実況「ですがそのシュートは、高杉選手のパワーブロックにより阻まれる!
しかし素晴らしいブロックです高杉選手!
ことブロック一点においては、雑魚妖怪チームのレティ・ホワイトロック選手とも互角か、それ以上でしょうか!

高杉「今の俺の力は神をも超えた。 ――グフフッ、フグハハハハハッ……!」

咲夜「……くッ!(――激しくポジションを移動していたのに、DFは最終ラインを維持していた?
これはやはり、完全なる『トータルフットボール』では無いという事かしら……?)」

高杉が一旦フォローしたボールは、――恐らく自身のパス力に自身が無いのだろう。
即座に岸田を経由して、下がり目の位置に戻って来ていた岬へとボールを渡す。

岬「E番(石田)、もう少し動いて。 D番(岸田)は良かったから、次はサイドを警戒して。
F番(本間)、H番(小田)、もっと前に進んで!」


0ch BBS 2007-01-24