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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[873]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/10(水) 00:04:13 ID:???
佳歩「……あっ、鈴仙さま。 し、試合始まってます。 始まって、ますけれど……!?」

鈴仙「はひぃ……酷い目に遭ったわ……」

――鈴仙が色々な配慮を終えて、ルナティックスメンバーが陣取る観客席に戻って来た頃には、既に後半戦が始まっていた。
酷く打ったおしりをさすりながら、涙目になりながら座席に這いより、
どこか慌てた様子の佳歩が買って来てくれた コーヒー を貰って、意識を試合モードへとシフトさせていく鈴仙。

鈴仙「さーて、試合は後半3分で始まったばかり。 今は紅魔が1−0で聖徳にリードしているんだっけ……」

――と、ノンビリとフィールドに視線を向けた時。

鈴仙「――えっ……? な、何この展開っ!?」


岸田「悪く思うなよっ。 あれもこれも全部お上の命令なんだ……っと、『シャークタックル』!」

ブウン、ズザザザザーーーッ!!

パチュリー「……む、むぎゅっ!?(――こいつら! 後半戦になってから私を露骨に……!!)」

ドゴオオオオッ!!

実況「あっと、パチュリー選手吹っ飛ばされた〜〜!!
この試合、珍しく後半戦も継続して出場しているパチュリー選手ですが、
やはり彼女の支配力はホウリューズにとっても脅威なのでしょうか! 執拗にマークを続けております!」

咲夜「……パチュリー様!(――馬鹿な! あれはどう見てもパチュリー様を……。
いや、パチュリー様を『吹っ飛ばす』事に意識を集中しているプレイ。
反則では無いけれど。 そもそも、あいつ等はもうパチュリー様の能力の欠点を見抜いていたと言うの……!?
既に調査済み。 いや、お嬢様の『スカーレットマーチ』を見抜き零したように……。
豊聡耳神子は、一瞬見ただけでパチュリー様の全てを理解したというの!?)」


0ch BBS 2007-01-24