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【Other】鈴仙奮闘記23【World】 


[991]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/13(土) 23:40:21 ID:Biv0COhE
鈴仙「――なんか、思ったよりも皆。 ケガとか無さそうですね……」

――鈴仙が恐れるよりも、どうやら事態は深刻では無かったようだった。
途中退場となってしまったフランドールは、やはりどうしても浮かない表情をしていたが、
試合中酷い負傷を負っていたレミリアとパチュリーは、再生力の賜物か、それとも魔法の効果か、
既にその傷は大体完治しており、二人ともに普段とそう変わらない様子だった。

咲夜「――そんな事ありません。 特にお嬢様は、あの燐光を真正面から浴びたのですから。
……少なくとも、暫くは安静にして然るべきですっ」

レミリア「全く。 咲夜ったら心配性なんだから」

鈴仙「(……なんだか、いつもとメイド長の雰囲気が違うわね。 瀟洒じゃなくって、ちょっとオロオロしているというか。
それだけに、やっぱり今日の試合は従者として思う所があった……と、言う事かしら?)」

美鈴「陸君、今日は散々だったねぇ……」

陸「……アイツら、少なくとも1発の攻撃力ではウチより一回り以上は下だった。 手数もそうでもない。
――純粋な、支配力の問題だったアルね。 つまり、朕は悪くないアル!」

小悪魔「(中国さんのメンタルも、結構図太いよなぁ……。 ――妹様とかに鍛えられたから?)」

鈴仙「(そして、門番コンビと小悪魔は比較的暢気な感じかしら。
……小悪魔は、やっぱりパチュリーさんの事が心配なのか、少し所在無げな感じだけど)」

……パチュリーの容体が心配だと入室した鈴仙だったが、
こうして入ってみると、レミリアやフランドール。 咲夜や美鈴達とも話をしてみたいような気もする。
勿論、これからパチュリーにも真っ先に声は掛けるつもりではいるが、無理に彼女と腰を据えて雑談する必要はないのだ。


0ch BBS 2007-01-24