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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[150]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:30:01 ID:???
鈴仙「松山の心象世界って……! ――な、なんで私まで……? っていうか、そんな事本当にあるんですか………!?」

さとり「――普通は、こんな事起きる筈は無い。 私の能力はあくまで、人の心を読み取るだけに過ぎない。
精々でも読み取ったトラウマを弾幕で再現出来る程度です。 恐らくは……言っては悪いけど、貴女のせいですね」

鈴仙「わ、私は悪い事してないわよっ!? ……たぶん」

さとり「それは知っています。 だから、今回の一件は単なる事故。
私の目と貴女の瞳が共鳴して超振動を起こした結果、こうした心象風景が具現化されたのだと思います。
……ふふ。 こうして言ってみると如何にもジュブナイルでファンタジー的ですよね」

鈴仙「……あの。 ひょっとして楽しんでます? 今の状況」

さとり「色々形を取り繕おうとも、他者の心を読み取り支配する事こそが私の本質。
そうした意味では、他者の心の世界を旅行する事は、ある意味最大級の愉悦ですわね」

鈴仙「試合の様子とか、地上との親交を深めたいとか言ってるのを聞いて、良い妖怪なのかな? ――って思っていたけれど。
貴女も地底の妖怪のご他聞に漏れず、良い性格してますよね……」

さとり「隠さず言って下さり、非常に助かります。
……さて、鈴仙さん。 折角ご一緒した縁ですし、この世界を探検してみませんか?
ここで口論していても、状況は好転しませんし」

鈴仙「むう……そ、そうですね……」

終始マイペースを貫くさとりに翻弄される鈴仙だったが、彼女の言う通り、ここで討論していても話は進まない。
しかし幸いに、鈴仙達には話を進める為の手がかりはある。

鈴仙「とりあえず、いつの間にか消えてる松山……君でも探してみます?」

さとり「……それで良いと思うわ。 ここが彼の心の世界である以上、
今この場に居ない松山君こそが最重要人物である事は、まず間違い無いと思いますし」


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0ch BBS 2007-01-24