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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[185]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:47:18 ID:WbgK50x2
――鈴仙がそう言ったのと同時に、松山の影の上に本来の松山の輪郭が現れ、周囲は白夜のように光る。
その白色は、塗料のように気持ち悪い白では無く。
適度に黒と入り混じった、薄く幻想的で。 とても美しい白色だと鈴仙は思い――意識はそこで途切れた。



***



鈴仙「う、う〜ん……」

??「――目が、覚めたか」

――鈴仙が意識を取り戻した先は、再び地霊殿の暗い牢獄だった。

鈴仙「あれ。 私――戻って来たんだ……。 ――って! あ、あんたは!?」

矢車「折角介抱していたのに、目が覚めるなりあんた呼ばわりされる。 はぁ……どぉせ俺なんか……」

さとり「……そのネタはもう良いですから。
――鈴仙さん。 矢車君に代わって礼を言わせて頂きます。 本当にありがとう」

鈴仙「えっ。 その……さ、さとりさんが牢獄に居て。 ……え〜っと?」

さとり「――私達は、松山君の心の世界から脱出しました。 彼の心を僅かにでも慰めてね」

こうした精神的状態変化に慣れているのか、さとりは鈴仙よりも先に目覚めていたようだ。
相変わらずやさぐれた様子の矢車と並んで、倒っぱなしの鈴仙の様子を見ていたらしい。


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0ch BBS 2007-01-24