※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[187]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:49:38 ID:WbgK50x2

矢車「……そこの兎」

鈴仙「は、はいっ!」

とはいえ、突然に精悍で鋭い目線の男に話しかけられても動揺しない程鈴仙の肝は据わっていない。
ピシっと背筋を伸ばして、ある意味当主のさとりに話しかけられた時以上に恐縮しながら矢車の方を向く。

矢車「……次に来た時でも、何時でも良い。 『お前の持っているハチマキを、俺達に譲ってはくれないか』。
――無論、その際は礼をする。 練習指導でも、戦術指導でも、お前の仲間の技術指導でも。
可能な事ならば、俺も協力を惜しまん。 ……無理にとは言わんが――な」

鈴仙「……は、はい。 それなら(――って言っても、渡しちゃったら姫様への難題プレゼントが出来なくなっちゃうのよね。
一回渡した後、姫様が返してくれるって言うなら別だし、『毘沙門天の宝塔』とかはそれで何とかなったけれど。
今回も上手くいくやら。 矢車……さんも、別に無理にくれ、って言ってる訳では無いし。
――どっちにしろ、姫様に要相談かしら)」

矢車の申し出が穏健であった事に安心しつつ、会話が一旦途切れたのを見計らって鈴仙は帰宅を申し出る。
精神世界での冒険で親交を深めたからか、さとりは夕飯でも食べて行けば…と誘ってくれたが、今は門限の方が大事だった。

さとり「……まぁ。 宜しければまた遊びに来て下さいな。
お燐もそれなりに貴女に懐いているし、『宝探しの続きまだ〜?』……とか、誘って欲しそうにもしていたし。
矢車君も、こう見えて――結構、貴女に感謝してると思いますよ?」

矢車「俺と一緒に地獄に落ちよう……」(←最大級の親愛表現らしい)


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24