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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[252]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:54:56 ID:P3ny2Cho
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「……ま、何にせよ今日は、自由行動するしか無いかしらね」

取りあえず、今日は自由に行動しよう……と決めた矢先、

佳歩「あっ。 鈴仙さま今日もお出かけですか? 何かお手紙が届いていますよ。
え〜っと。 カワシロ ミトリさん……って、カタカナでそう書いてあります」

――と、佳歩がトコトコと慌ただしげに、鈴仙に一通の電報を寄越してくれた。
差出人の名前を、鈴仙は一瞬だけ思い出せなかったが……。

鈴仙「ああ……ああ。 地底の雑貨屋の店主の。 ありがと、佳歩。 その電報、何て書いてあるかしら?」

佳歩「えっと……キョウノケツイン……『今日の欠員』って、書いてあるみたいです」

……そう言えば、そんな名前だったとあの赤髪の河童――みとりの怯えた顔を思い出す。
ブリッツボールの試合で欠員が出た場合は連絡をすると言われていたが、どうやら電報を送ってくれたらしい。

鈴仙「(欠員1名は確実だから私が出て。 それで、もう追加で1人欠員になったら私が誰かを誘ってって。
そんな話だったと思うけれど……結局、どうなったのかしら?)――ねぇ、続きは? 続きは何て書いてある?」

佳歩「はい。 続きですね! え〜っと」

――欠員が居れば、鈴仙は午前中に知り合いからリザーバーを1人連れていける。
(鈴仙が連れてこない場合でも何とかする……とみとりは言っていたが)
居なければ逆に、鈴仙は午前中自由に時間を過ごせる事になる。


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