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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[57]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:39:36 ID:???
レミリア「フランと、ついでにパチュリーの仇を取れなかった……なら分かるけどね。
――いや違うわ。 私が悔しがっているのはそれじゃない。 試合に負けた事でも無い。
……負けはしたが、優勝するのは私達で間違いないし」

パチュリー「なら、何が……?」

無念の内に退場したフランやパチュリーの仇を討つことでも無く、負けた事でも無いならば、何が悔しいのか。
パチュリーがそう口を開こうとした時。

咲夜「……横から失礼します。 消毒液を持って来ました。 今から塗りますね」

レミリア「えっ、ちょっ!? マジで消毒液持って来たの!? 沁みるじゃない!」

咲夜「……お嬢様。 そんな事を言っていては、折角ここまで積み上げて来た威厳がパアになってしまいますよ?」

レミリア「む、むう。 それは恐ろしいわね……。
なんせ信頼と同じで、カリスマとは積み上げるのは難しいが、崩れるのは簡単。
まさしく、賽の河原での石積みに近い苦行なのだからね……」

パチュリー「レミィも、色々大変なのね……」

――そんな普段通りの、間が抜けた紅魔館でのやりとりが再現されるにつれ、
パチュリーも先程の問いへの答えがどうでも良くなってきた。
なんせ、彼女もまた軽度の負傷と多大な疲労があって満身創痍なのだ。

パチュリー「(……賢者たる者、技術や戦術だけでなく、精神力、スタミナ、フィジカル……。
全てが求められる。 そして何か弱点があれば、徹底的にそこを突かれるのは自明。
――全く。 したり顔でこんな事を言っていた自分が恥ずかしいわ。 ……はぁ)」


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