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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
[663]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/01/02(金) 00:15:00 ID:???
日向「……俺の記憶では、今日の沖縄サイクスの相手は、地底妖怪の集まりだろう?
かつて俺が目を通した資料を見ても、若林の守備を貫き得る選手は星熊勇儀程度と踏んでいたが」
しかし、それでも日向にとって、自身の発言を遮られるのは予想外だった。
吉良「いや。 地底の連中、思ったより外にも目端が利いていたようで。
――鈴仙。 鈴仙、うどん……あー。 ……まぁ、鈴仙とかいうヒョロい兎耳の女の子じゃ。
パワーは星熊以下じゃったが、技術とスピード。
そして狂気を操るといかいうヘンなシュートが、中々の曲者であってのォ……」
吉良はそんな日向の気も知れず、何気なく返すと。
日向「――鈴仙、だと……?」
ホログラムと化した日向の不適な表情が、俄かに歪む。
吉良「……どうした、小次郎……いや、社長様。 そんなに鈴仙という選手にご執心で?」
日向「……いや。 何でも無い。 単に、知った顔なだけだ
(成程。 ――幻想郷の賢者が妄執的にもなる筈、か。 まさか、これほどとは……)」
吉良「ふうむ………」
日向の表情には間違いなく何らかの含みがあったが、しかし吉良が気にし過ぎる理由も無い。
ヒューガーにおいて、質問は許されない。 兵士達は唯々諾々と、上の命令に従うのみだ。
吉良もそんなヒューガーの社風に則ってか、敢えて何も言わないでいた。
日向「それよりも。 ……貴様にはブリッツボール大会1回戦敗北の責任を追及せんといかんなァ?」
吉良「ぐっ……!」
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0ch BBS 2007-01-24