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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[705]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:28:34 ID:cC4SojOg
A:妹紅の住処にお邪魔してみる。

鈴仙「(そうね。 色々話してはいるけれど、妹紅の家に遊びに行った事ってあんまり無かったのよね。
今日はちょっと、妹紅の家にでもお邪魔してみようかしら……)」

そう思い立った鈴仙は、慣れた風に迷いの竹林を飛び回り、
行く手を遮る妖精達の弾幕をグレイズしつつ……竹林でも外れの方角にある妹紅の庵へと辿り着く。

鈴仙「――いつか来た時も思ったけれど。 まるで仙人の庵みたいな家よねぇ……」

外界に比べて文明の発達していない幻想郷だが、
妹紅の住処はそんな幻想郷でも更に時代遅れでみすぼらしい。
藁ぶき屋根の狭いあばら家は、風が吹けば飛んでしまいそうだ。
実際に良く壁を見たら、そこら中に竹板での補強が為されている。

鈴仙「(姫様が、竹林ホームレス呼ばわりする気持ちも、ちょっと分かるような気がするわ……)」

永遠亭も外観こそは質素であるが、妹紅の建物は質素というか貧相である。
鈴仙がそんなちょっと失礼な感想を抱いていると――。

妹紅「……おや。 足音が聞こえたと思えば鈴仙。 遊びに来てくれたの?」

妹紅がそのあばら家の中からひょいと顔を出した。

鈴仙「(足音が聞こえるとか。 分かってたけど防音性能もゼロね、この家……)
――あっ、妹紅! うん、ちょっと用事があってね」

妹紅「ん……? どんな用事かな?」

妹紅はいつも通りのフレンドリーな笑顔で、鈴仙にそう聞いた。


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