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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[716]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:30:56 ID:???

***

妹紅「……と。 さて、出来たよ」

――やがて10分程度で、鈴仙の元にいい匂いのする串焼きを渡された。

妹紅「300年前くらいから使ってる藤原流・秘伝の醤油タレを漬けて食べてね。
あ、二度漬けは厳禁だからなー?」

鈴仙「(二度漬けダメなのは串カツじゃないの……?)――う、うん。 頂きまーす」

妹紅「お酒は……あったあった。 ま、お酒は人里で買って来た普通のカップ酒だけどね。
――あ、飲み過ぎたら駄目だよ? あんたをベロベロにしちゃったら、輝夜は良いけど永琳に怒られちゃうからね」

妹紅は、そんな鈴仙と対面するようにどっかり座って、かなり親しげに話しかけてくる。
……確かに、普段から妹紅は親しげではあるが、今日は少ししつこい位にフレンドリーだった。

鈴仙「(妹紅。 やっぱり……寂しいのかな)……ん。 おいしい。 このモモ肉」

妹紅「えっ? 本当かい? いやー、やっぱり嬉しいねぇ。 ――あ、他に欲しい所はある?
どうせ私は食わなくても死なないんだ。 遠慮せずにドンドン食べちゃっていいからね!」

串をほおばる自分の姿を楽しげに見ている妹紅に、鈴仙は少しだけ彼女の寂しさを感じた気がした。

鈴仙「(……今だったら。 妹紅について、もうちょっと踏み込んだ話とかも出来そうな気がする)」

鈴仙はむしょうに、この寂しげな、自分よりも遥かに年上の少女と話をしたい気持ちになった。


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