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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[860]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 21:35:30 ID:???
★顔を合わせた人物→ スペード4 ★
スペード→レミリア「フッ……奇遇だな鈴仙よ」咲夜「お嬢様が、是非貴女を応援したいと」

レミリア「フッ……。 暁を告げし逢魔が時に貴様に出会うとは。
まぁ、運命の女神より寵愛されし存在たる私にとって、この程度の巡り合わせは既知だったのだがな」

咲夜「お嬢様が、是非貴女を応援したいと言って聞かないもので」

レミリア「ちょ、ちょっと咲夜! 折角のカッコ良い雰囲気を邪魔しないでよ」

鈴仙を見かけて声を掛けてくれたのは、
先日も快い挨拶をしてくれた紅魔の当主・永遠に幼き紅帝、レミリア・スカーレットと……。
その従者であり、悪魔の荒鷲としてその名を馳せるメイド長・十六夜咲夜の二名だった。

鈴仙「あっ……こんにちは、レミリアさん。 お会いできてうれしいです。
(カッコ良かったかなぁ……。 ――熟語に纏めて『永月邂紅』〈ルナ・スカーレットメント〉とかの方がカッコ良いと思うけど)」

鈴仙は冷静な本音(と本人は思っている)を隠し、あくまで大人な笑顔で身を屈め、レミリアに向かって恭しく礼をする。
佳歩辺りとそんなに変わらない背丈の少女相手にはかなり大袈裟に見える礼だが、レミリアもこれで気を良くした風だった。

レミリア「うむうむ。 あんたは目上の者への態度が良く行き届いているようね。
月の賢者は本当に教育熱心なようだ。 ――そろそろ、ウチへの引き抜き時かしら?」

鈴仙「えっ?」

レミリア「冗談よ。 じょーだん」


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