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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[870]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 22:42:57 ID:dR3Gah1+
レミリア「だーかーらー。 もしよかったら、この私があんたのシュートを見てやろうか……って言ってるのよ」

鈴仙「い、良いんですか!?」

レミリア「ノブレス・オブリージュ。 富や才にも長けた者は、それを貧者に分け与える義務があるのよ」

レミリアは上機嫌にそう言ってのける。 彼女が幼くとも大人物であり、『紅帝』とも評価される所以は、この懐の大きさにあった。
自分の技術が優れていると確信した上で、その技術を弱者に分け与える事に惜しみが無い。
何故なら彼女は、誰かが自分を追い越す、自分が破れ、他者の支配に屈する……という発想が端から存在しないのだ。
そして、どこまでも唯我独尊であるが故に、レミリア・スカーレットは幼いながら、どこまでも大きな妖怪だった。

咲夜「(やはり、旧態依然による体制のひずみを無視し、あくまで自分の理想に籠る八雲紫でも無く。
大衆の人気取りとばら撒きに徹する豊聡耳神子でも無く。 ……私にとってお嬢様こそが、最高の統治者です)」

――そして咲夜に限らず。
そんなレミリアを内心で崇拝し、彼女こそが真の統治者と信ずる者もまた、少なからず存在していた。

*レミリアの評価値がやや上がりました。
*レミリアが紅魔館で、シュート練習を1回見てくれる事になりました。 自由行動の際レミリアに会いにいけばイベントが発生します。


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0ch BBS 2007-01-24