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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】


[907]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:30:23 ID:u7UH1Ky+

鈴仙「妖夢、どうして……? ひょっとして、何か弱みでも握られているとか……?」

鈴仙には分からなかった。 何故、妖夢がかくも神子達の計画に執着するのか。
観客やチームメイトの注目も忘れ、ただひたすら妖夢だけを見つめる鈴仙。
そんな彼女に対して、妖夢は――。

妖夢「前にも言ったでしょう? 豊聡耳神子を信じている訳でも、彼女の理想に興味がある訳でも無い。
私は、ただ――強くなりたい。 それだけ……だよ」

一言一言を噛みつぶすように、妖夢は俯き瞳を隠しながら。 鈴仙にはっきりと、そう告げるだけだった。

鈴仙「(本当にそれだけなの……? 妖夢。 あんたは、どうしてそこまで力を求めるの……?)」

そしてこの時の鈴仙は、妖夢の真意について、これ以上を追及できなかった。
それは、妖夢の想いを知りつつも、それを口に出しても妖夢を救えやしないと。
妖夢を却って苦しめる事になるだけだと、薄々感づいていたからかもしれない。


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