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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】


[320]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/03/28(土) 07:43:28 ID:???
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若林「星はゴールに向かって思うようにシュートしてくれ。
   後でシュートの回数とそれを放った感覚から今後の方針を決めよう」

星「えっ!私には見てくれないんですか?」

若林「星はサッカーを始めて短いがもうすでにある程度まで実力を身に着けているんだ
   少なくともシュートは俺がアレコレと事細かに指導する必要はないぐらいにはな」

星「そうですか・・・」

ナズーリン「(たしかにご主人のシュートはもうケチをつけようがないね)」

若林「そんな残念そうな顔をするなってな、今後ともストライカーという人種を目指すなら挫折があるだろう。
   そうなった時は必ず練習を見てやるからさ……今はナズーリンを優先させてくれ」

星「―――はいっ!!頑張ります!!」

若林「(素直で単純だからこそサッカーに集中できるんだ、森崎が台頭する前の頃の翼のようにな。
    勝ちにこだわるようになればいつしか……いつしか……壁に差し掛かるだろうな)」

犬のようにゴールに向かって駆けていく星に少し感傷を感じていた。
サッカーに純粋に打ち込めている彼女でもいつしか歪むのかと不安に刈られた。
それがただ純白のハンカチを汚すのを拒む勿体なさか寅丸星への好意からかは今の若林には知る由もない。


0ch BBS 2007-01-24