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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[421]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI
:2015/04/20(月) 23:31:49 ID:in2haSkE
???「(相手が知らぬうちの不意打ちの一撃。本来なら当たるはずの一刺し。
この場合相手の技量を上と見るより明確な原因である自身の劣化を理由にすべきか。
ハッ……俺たるもの堕ちたものだ、殺る前に感傷に浸っちまうなんてな)」
若林がほんのコンマ秒前に居た床に刺さった真っ赤の棒を抜きながら存在していた。
その存在は幻想郷に来て以来初めての恐怖を覚えさせるほどである。
若林「(これが明確な殺意……というものなのだろうか?)」
つまらなげに抜いた2m程度の長い棒をこちらに尖った先端を向ける。
それは誰が見てもあなたの命を奪うと宣言していると受け取れるはずだった。
だが危機的状況に陥っている若林だが相手の獲物を見つめるぐらい混乱していた。
若林「(あれは棒……じゃないな。全部が金物でできた槍なのか?コレ
あんなもの突き立てられたら命はない!なんとか防ぐには刀で合わせるしかない)」
???「……余計な手間を。見えていれば痛かろうと、俺なりの配慮だったのだがな」
若林「(話せるのか?今まで妖怪とは違うのか?だが殺られる前に一つ聞かねば)
何故俺を真っ先に狙う?命蓮寺では特に地位があるわけでもない……」
必死に問う若林に対してよりつまらなそうに紅き槍を構えなおす。
そして数秒の沈黙後に開いた口は陽気な死刑宣告であった。
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0ch BBS 2007-01-24