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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】
[590]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI
:2015/05/15(金) 00:11:01 ID:???
星「(ゴール出来たは出来ましたけどその前のシュートで決めておかなきゃFWじゃない。
そもそもあんな腑抜けたシュートを撃っているようじゃ駄目ですよ……決めないと)」
ゴールしたにも関わらず若林チームの誰もが口を開かなかった。
まずいつもなら感情を向きだして喜ぶ星が俯いている時点で暗雲が立ち込める。
地面を見つめながら口を固く縛って考え込む姿はゴールしたとは誰もが思えない。
ナズ「(不調とはいえいつものご主人ならゴールを決めたらアクションを起こすはずなのに。
よっぽど監督との件が応えているみたいだな、一体何を話したのやら)」
心配していたものの原因を知らない故に下手に声を掛けられない。
試合中に感情が荒ぶらない様に危険は冒せないし時間もないと考えていた。
てゐ「(あらら折角先を打てたのに重苦しい雰囲気だこと。
かといって部外者の私が口を出すのもねぇ〜困った困った……)」
てゐはあくまで命蓮寺とは必要以上に関わらない様に立ち回りたかった。
なぜなら人と妖怪との共存なる命蓮寺の教義に問題があるのだ。
てゐ「(私自身はどうでもいいんだけどね〜私の立場的な問題あるじゃない。
もし肩入れしていると見られたら火の子を被るのは永遠亭全体なんだよね。
だから自分とこの問題は自分で解決してもらわなきゃね)」
彼女は永遠亭属するウサギのリーダーであるが故に保身も考えなければならない。
何せ自分だけの問題ではないから安易に行動に移せないため星の沈黙に静観を保ち続けた。
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0ch BBS 2007-01-24