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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】


[88]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/16(金) 20:32:15 ID:???
--------------------------紅魔館・面接の間-------------------------

咲夜「こちらです」

マーガス「ああ……」

シェスタ―「ありがとう、御嬢さん」

咲夜「 お嬢様がお越しになるまでこの部屋でしばしお待ちください」

何もなかった広間には二つのイスがどこからともなく現れるが驚くものはいなかった。
それ以前に一面真っ赤の廊下もとい屋敷自体に圧倒されて反応しきれなかったのだ
頭をぺこりと下げると反応する前に消えて扉もしまるとマーガスはいきなり詰めかけた

マーガス「おい!シェスタ―、これからどうすんだよ。
     いくら今はオフだっていきなり消えたらマスコミだってうるさいぞ」
     
シェスタ―「だが見知らぬ土地で暴れても解決になるまい。
      ここはドイツでも日本でも増してや私達が知りうるどことも違う場所だ。
      泣いても喚いてもブレーメンに帰れるわけじゃない、分かってるんだろ?」      

現在プロサッカーチームの一つであるブレーメンに所属している二人。
マーガスはまだ交代要員として途中からの出場が多いがシェスターは違った。
ブレーメンは世代交代を大いに乗り遅れていてチーム指揮を取るキャプテンがいなくなってしまった。
理由は単純に老いた選手を毎試合出して疲弊してしまいある時足を刈られてそのまま引退を余儀なくされたのだ。
このまま不味いと考えた上層部だが代わりの人材等そう簡単に見つかる訳がない。
そこで少し批難を覚悟して若い新鋭でありルックスもいいシェスターを御輿に担げば多少の負けでも許しを越える。
上はそう考えた結果は初戦次戦は負けたものの3戦目で初勝利を拾え、残り二試合は引き分けと悪くなかった。
故にこのオフはキャプテンシェスターにとってはコミュニケーションを取れる大事な時期である。




0ch BBS 2007-01-24