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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】


[325]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/03/28(土) 12:22:25 ID:???
紐緒「(それにしても……)」
 全日本の選手たちがフィールドに去って行ったあと、紐緒は森崎の事を、
正確には森崎に対してのバグ特徴値の事を考えていた。

紐緒「(あの値……結構面白そうね)森崎君」
森崎「ん、なんだ」
紐緒「はい」
 おもむろに紐緒が森崎に渡したのは、彼女自身の名刺だった。

森崎「何じゃこりゃ」
紐緒「目が見えないの、ここに私の電話番号が記してあるでしょう。試合が終わったら連絡しなさい」
森崎「電話?この試合が終わったらブラジルに……」
紐緒「あら、パワーアップの機会をふいにする気」
 パワーアップと聞き、どうでもよさそうに聞いていた森崎が関心を向ける。

森崎「どういう事だ」
紐緒「あなたには強いバグ特性がある。それを応用すれば、キーパーとしての仕事が今以上にできるという事よ」
森崎「……変な事しないだろうな」
紐緒「あら、こっちはいつも真面目よ」
森崎「さっきみたいに変な事しないだろうなって聞いてるんだ」
紐緒「ドアを開けさせて中に入るって目的は達成したんだからする気もないわ、それより電話、しなさいよ」
 言うだけ言って森崎は名刺を押しつけられた。もう一度その名刺を眺めた後、ポケットにしまい控室の椅子に座りなおした。


*紐緒の森崎に対する感情が以下のようになりました。
 紐緒→(興味深い実験材料)→森崎
*記述し忘れましたが、全日本選手の紐緒に対する感情は以下のようになっていました。
 全日本→(変人天才科学者)→紐緒


0ch BBS 2007-01-24