※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[401]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/04/29(水) 17:15:09 ID:???
屈強なDF達を薙ぎ散らす大嵐に対し、早苗はただ棒立ちのまま向かい合っていた。
顔も先の1対1の時と異なり、いささかの怪異的な変化は見られない。
まるで顔が大切な相手に対し小細工を弄するのを拒んでいるかのように、早苗の顔は可愛く、優しい顔のままでいた。
早苗「(……そうか!)」
だが心中は目の前の嵐に負けぬ程激しく動いていた。
ただ一心にシュートを撃ち出す翼を見て、「分かった!」と叫んでいた。
早苗「(翼くんがサッカーをしているのは!)」
翼が撃ち出したブーストサイクロンに対し、あらん限りの力を出して、飛び込んでいく。
早苗「(限界を超えた先の世界が知りたいからだ!自分の感情なんか
遥か彼方にかけ離れた、新しい世界が知りたいからだ!)」
バンと衝撃が体中を瞬時に駆けめぐる。
衝撃が胸を叩き、雑念を消し、固まった執念を吹き払って、
早苗に決心を抱かさせた。
グバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
バアアアアン!
大嵐に負け、ボールと共にゴールへ向けて空を舞っている間も、早苗の感動は一層輝きを増していた。
早苗「(翼くん!あなたはやはり私の愛する人でした!)」
髄にまで決意そのものになりながら、ボールと共にネットを突き破り、壁へと叩き付けられた。
全日本 1−1 きれぼしJAPAN
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24