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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[403]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/04/29(水) 17:18:41 ID:???
早苗「ごめんなさい翼くん!自分のわがままで翼くんに迷惑をかけて!
翼くんがどれだけサッカーにかけているか知らないで勝手な事をして!」
私心のない、かつて翼の近くで寄り添い支え続けてくれた、
かつての早苗が戻ってきたのを見て、翼の胸が一杯になる。
だが、言うべき事があると自分に言い聞かせ、気を振り起こして早苗に語った。
翼「いや、早苗ちゃんは何も悪くない。迷惑をかけたのも、相手の事を考えもしなかったのも、全部俺なんだ。
怒られるどころか、顔を合わせる事さえ許されない程の過ちをしたのは、俺なんだ。ただ」
翼は自分に言葉を刻みつけようとするように、覚悟を決めて言葉を続けた。
翼「その結果を経て俺は今まで知ったことの無い世界を知る事が出来た。俺はそれが何よりも、
もしかしたらサッカーよりも素晴らしく、美しく、尊いものだと思っている。
そうした世界にまたたどり着けるよう、これからの人生ずっと走り続けていくつもりだ」
早苗「翼くん!」
顔を上げ、翼の瞳をまたたきもせずに見つめながら、早苗は宣言した。
早苗「お願い!私もその世界が知りたい!翼くんと一緒にそこまで一緒に走りたい!私が駄目でも翼くんがそこまで行ける手助けがしたい!」
既に瞼の堤は決壊し、顔は日の光を浴びて輝いていた。早苗の宣言をこめた告白に対し、
翼「こっちこそお願いするよ、そこに向かって、一緒に生きていこう」
ひしと早苗を抱き締めた後、早苗の告白を受け入れた。
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0ch BBS 2007-01-24