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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】


[416]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/05/09(土) 16:06:15 ID:???
翼に導かれるようにして全日本のベンチへと歩いた後、フィールドへ戻ろうとする翼に声をかける。

早苗「翼くん、頑張ってね」
翼「うん、俺はやって見せる。そして、絶対にこの試合に勝つ」

別れ際にそれぞれ応援と決意を発した後、一方はフィールドへ赴き、もう一方はベンチへ退き、
一心に相手の健闘と全日本の勝利を祈りはじめた。

ここまでの翼と早苗の一連の動きに対し、ベンチに控えている選手達は呆然として一言も発しなかった。
予想外の出来事があまりに多く起こり過ぎて、言葉を口に出そうという意欲さえあやふやになってしまったようだった。

来生「おーマネージャー、調子どうぶっ!?」
滝「(黙ってろ今いいところなんだから!)」

この中で早苗に話しかけてきたのは状況を把握していなかった来生と、

紐緒「あなたが中沢さんね。はい、これ」

部外者であり何のしがらみもない紐緒の2人だけであった。
ハーフタイム中に森崎へ渡したように、早苗にも自身の名刺を渡す。

早苗「これは?」
紐緒「私の名刺よ。研究室の住所と電話番号があるから、試合が終わったら連絡しなさい」

早苗「へっ?あ、あなたは?」
紐緒「名前は名刺を、私の偉業はそこらの愚民から聞きなさい、面倒くさい。
   それよりも、ちょっと素体としてのあなたに興味が湧いてね……あなたは、もっと強くなれるわよ」
早苗「ええっ!?」


0ch BBS 2007-01-24