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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】


[430]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/05/17(日) 18:20:34 ID:???
一方、きれぼしJAPAN側はどうであったか。

バチスタ「(まただ、またアイツは俺の上を行きやがった!)」
岩見「(翼だけじゃない、まだ日向もいる。
    しかも前半全く撃って無い分、サイクロンと同等以上のシュートが遠慮なく何発も……)」

森崎や翼達に面識や因縁を持つ2人は、彼らを知り交流があった分、
他の奇面メンバーに比べ動揺が大きく、影響を隠せない程顔に現れてしまっていた。
こうした中、彼ら2人に比べて遥かに全日本とのつながりが深かった岬が取った反応は、

バッ!

右手を上げて、選手交代の合図をベンチに送った事であった。

岩見「岬……?」
岬「選手の交代だよ。キーパーがいなくなっちゃったんだから、早く代えを入れないと」
岩見「あ、ああ、その通りだ」

岬がチームの中央へ歩くのにつられるように、きれぼしJAPANメンバーも岬の下に集合する。
全員が集まったのを見計らったところで、再び岬が口を開いた。

岬「同点になったね」

淡々と、かすかにほほえみを漂わせた表情で無関係な一般人のように話しかける。
四方からの歓声が鳴りやまぬ中でのこの一言が、かえって彼らに平静さと適度な緊張感をもたらした。


0ch BBS 2007-01-24