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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】


[854]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/07/20(月) 16:49:17 ID:???
フハハジーチャ「言い訳だと思うんなら思ってくれ、でもこれは本当だ。急に体の動きが鈍ったような気がする。
        ブロックだってあいつらの殆どのシュートは止められる自信があったのに、今はさっぱりだ」

門門「心配するな、誰もお前を疑ってはいない」

なだめる様にして門門がチームメイトの発言を遮った後、同様の異常を語りはじめた。

門門「私も、先の競り合いで動きが鈍ってしまっていた。慢心していた訳でも滑った訳でも無いのにだ」
バチスタ「そういや俺も!コーナーキック前に急に力が抜けたんだ!
     もう10分は動かずに休んでたから力が戻ってくるはず、なのにあれはおかしいぜ!」
岩見「そう言えば、俺も動きにキレがないような……」
王家ノノン「そういえばこっちも少し頭に違和感が……いや、髪ではない!
      そうではなくて、パワーが、あまり出ないような気がするのだ……」
よしと「こっちも……」

フハハジーチャ・門門の発言を皮切りに、同様の異常を抱えていた選手達は皆告白する。
告げた後は救いを求めるようにキャプテンの岬に目を向ける。
岬は既に犯人のいなくなった全日本ベンチを眺めた後、彼らしくもない厳しい顔つきをして、チームに宣告した。

岬「敵は卑怯にも、何か細工をしてこちらを弱体化させる妨害策をしかけたらしい」

妨害という思わぬ言葉を聞き、きれぼしJAPANメンバーは皆どよめきたつ。
そのどよめきには「もしかしたら負けるのではないか」という不安が、わずかながらに含まれていた。
その不安を増幅するような言葉を、岬は発する。

岬「そうした事が出来る以上、こっちを弱くするだけでなく、自分達をパワーアップさせるような工作も行っているだろう」

きれぼしJAPANの動揺はさらに大きくなる。その動揺も、岬が張り上げる演説により、掻き消えた。


0ch BBS 2007-01-24