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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[856]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/07/20(月) 16:52:34 ID:???
岬の熱は仲間に伝播し、熱い血が体中を駆けめぐるように士気が高じた。
彼らは岬の演説の意味は半分も入っていない。それも当然であろう。
岬の演説は言葉と言うより、情熱と意志を叩きつける波であった。波は彼らの精神に撃ちつけ、
彼らを沸き立たせていたのである。
全日本はそんな相手の様子、特に岬の変貌に呆然としていた。
日向「……岬って、あんなに激しいところのある奴だったか?」
山森「い、いえ!高校時代はずっと穏やかで心配りの細かい先輩でしたけど、あんな姿は一度も……」
あずみ「あたしとフランスにいた時も理性的で温和、あたしと2人きりの時でさえ、怒った姿すら一度も見た事がなかった」
翼「(岬くん……俺は本当に人を上っ面しか見ていなかった!)」
そうしたかつての旧友達の姿を、叩きつけるような敵意を込めて、センターサークルへと向かいながら岬は放っていた。
岬「(小次郎、あずみちゃん、そして……翼!もうこれからは君達には絶対負けられない……
いや、もう僕は君達に、負けたくないんだよ)」
サークル中央にボールを置き、ようやくにして意識を戻した審判が笛を鳴らすまで待ち、攻撃を再開した。
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0ch BBS 2007-01-24