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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[923]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 11:58:34 ID:???
ちょうどその頃、若林財閥は秘密裏にあるプロジェクトを進行させていた。
一言でその計画を語るとすれば、最強の肉体に最強の科学装甲をまとう生体強化戦士を作り上げることである。
生物の限界を、コンピューター等に見られるバグ発生とその影響に関する諸現象を生物学的に援用する事により、
肉体的能力を飛躍的に高めようとする試みは若林財閥でも行われ、
かなりの時間と費用と人的資源を費やす事で達成しようとしていた。
そして遂に、1人の生体強化戦士の試作人を生み出すことに成功した。
彼を見た若林源三は顔面蒼白のまま「馬鹿野郎……」そう口走ったという。
若林「……これが、井沢か?」
研究の末に生み出された井沢らしきものに指差して、研究者達に問いただした。
財閥からアスリートの提供を依頼された若林は、自らの子分である井沢を誘い、
研究対象として彼ら技術者に預けていたのだ。
研究者達「ジャンボー!」「ハラショー!」「アイゴー!」「ナバットォー!」
国内外の研究所からかき集めた屈指の頭脳数百名を未知の課題に取り組ませ、不眠不休で完成させた労苦は
若林も訪問前に聞き知っていたため、彼らをなじるつもりは無かった。
ただ、今目の前にいる井沢は異質であった。
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0ch BBS 2007-01-24