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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
[929]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/08/09(日) 12:21:07 ID:???
クラウス「なんかこう、想像できないって言うか、実感がわかないというか、
どうしてかあんまり恐怖心が湧いてこないんです。まだ死んだ事がないせいですからかね……」
場の空気を暗くしないようにと愛想笑いを浮かべるクラウスの言葉に、
今日何度目かの混乱を若林は味わった。
あの時のやり取りはクラウスも間近にいたのだから、聞き逃しはありえない。
海馬に何か細工をされたかとも考えたが、死ぬという事を覚えている以上その可能性はない。
あれこれ考えたが答えは出なかったので、若林は考えるのを止めた。
ウジウジと悩める間は幸福だ、本当に辛い事に遭うと悩む事もできなくなるのかもしれない。
思考を止めた後は取りあえず、クラウスの問いに答えるべく、返事をした。
若林「まあいい、お前の問いについてだが、簡単だ。相手は畑の芋だと思え。
余計な事を考えてオドオドしてても何にもならん」
クラウス「あ、は、はい、わかりました!ありがとうございます!」
ホッとした顔つきになって礼を言うクラウスの顔に、やはり死の不安は見られなかった。
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0ch BBS 2007-01-24